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オーガニックで暮らしをもっと豊かに!ライフスタイルEXPO 2025

最近よく耳にする「オーガニック」という言葉。
なんとなく“自然にやさしい”“体に良さそう”というイメージがありますが、実はもっと深い意味を持っています。

「オーガニック(Organic)とは」
農薬や化学肥料にできるだけ頼らず、自然の力を活かして作られたものを指します。
農産物に限らず、食品、コスメ、衣類、日用品などにも広がっており、
素材の生産から製造・流通にいたるまで「人と環境の健康」を大切にする考え方が根底にあります。

つまり、オーガニックは単なる“流行”や“ナチュラル志向”ではなく、
人・動物・地球のすべてが共に持続的に生きていくためのライフスタイルなのです。

そんな想いを形にしたのが、今回の「オーガニックライフスタイルEXPO」です。

はじめに:オーガニックライフスタイルEXPOって何?

オーガニックやサステナブルという言葉を耳にすることが増えましたが、それを実際の暮らしにどう取り入れたらいいのか迷うことはありませんか?

そんな疑問に応えてくれるのが「オーガニックライフスタイルEXPO」です。毎年秋に開催されるこの展示会は、オーガニック食品や飲料、ナチュラルコスメ、衣料、日用品など、私たちの生活に身近なアイテムが一堂に集まる国内最大級のイベント。さらに、環境や健康、福祉、地域社会とのつながりまで視野に入れた“未来のライフスタイル”を提案してくれる場でもあります。

単なる展示会というよりも、「安心・安全で心地よい暮らし」を実現するためのヒントがぎゅっと詰まった体験型のイベント。ここでしか出会えない最新のアイデアや商品に触れることで、日々の暮らしを見直すきっかけになるはずです。

開催概要と特徴(会期・会場・主催・出展基準など)

オーガニックライフスタイルEXPOは、一般社団法人オーガニックフォーラムジャパン(OFJ)が主催する展示会です。2025年は10月、東京都立産業貿易センターで開催され、オーガニックやサステナブルな暮らしをテーマに、幅広い分野の企業や団体が集結しました。

この展示会の大きな特徴は、単なる見本市ではなく、出展にあたって明確な基準が設けられていることです。オーガニックの4原理(健康・生態系・公正・配慮)に基づき、環境への負荷軽減や持続可能性を重視した商品やサービスだけが並びます。そのため、来場者は安心して「信頼できるもの」に出会えるのが魅力!

出展ジャンルは食品、飲料、コスメ、衣料品、日用品にとどまらず、農業、福祉、教育、地域活性化など多岐にわたります。さらに会場ではセミナーやトークイベントも多数行われ、最新の情報やトレンドを学べるのも見どころのひとつ。オーガニックに関心がある人はもちろん、これから暮らしに取り入れたいと考えている人にとっても、新しい発見が得られる貴重な機会となっています。

展示会のテーマと出展の理念:オーガニック4原理とは

オーガニックライフスタイルEXPOの大きな柱となっているのが、「オーガニック4原理」です。これは国際有機農業運動連盟(IFOAM)が定めた指針で、オーガニックが単なる食品の安心・安全にとどまらず、地球や社会全体の持続可能性に深く関わっていることを示しています。

その4つの原理とは以下の通りです。

  • 健康(Health)
     人や動物、植物、大地のすべてが健やかであること。農薬や化学物質に頼らない自然な方法で育まれたものは、体と心の健康を支えます。
  • 生態系(Ecology)
     自然環境や生物多様性と調和すること。土や水、大気を守り、次世代に豊かな地球を引き継ぐことを目指します。
  • 公正(Fairness)
     生産者から消費者まで、すべての人や社会において公平な関係を築くこと。適正な労働条件やフェアトレードもここに含まれます。
  • 配慮(Care)
     未来に向けて、環境や人々の暮らしに負担をかけないように慎重に行動すること。短期的な利益よりも、持続可能性を重視する姿勢です。

この4原理を軸に、展示会では出展者や商品が厳選されているため、会場全体が「持続可能なライフスタイルを体感できる場所」となっています。単に商品を買う・見るだけでなく、「これからの暮らしをどう選ぶか」という問いに向き合うきっかけを与えてくれるのが、このEXPOの大きな特徴といえるでしょう。

重点チェックゾーン:注目ジャンル別ガイド

オーガニックライフスタイルEXPOの魅力は、その幅広いジャンルを一度に見て回れること。ここでは特に注目しておきたい4つのゾーンをご紹介します。

1. オーガニック食品・飲料
展示会の中心ともいえるゾーン。オーガニック野菜や果物、米や穀物、調味料、加工食品に加え、コーヒー・紅茶・ワインなど多彩な飲料が並びます。生産者が直接出展していることも多く、栽培方法やこだわりを直接聞けるのは貴重な体験。日常の食卓に安心を取り入れるヒントが見つかります。

2. ナチュラルコスメ・パーソナルケア
肌や髪に直接触れるものだからこそ、成分や製造背景にこだわりたい分野。オーガニック認証を受けたスキンケア、ボディケア、メイクアップ商品が数多く出展されます。香りや使い心地を実際に試せるのも展示会ならでは。敏感肌の方や自然派志向の方に特におすすめです。

3. 衣料・エシカルファッション
オーガニックコットンやリサイクル素材を使った衣料品、フェアトレードによる生産背景を持つファッションアイテムなど、エシカルな選択肢が揃うエリアです。おしゃれと環境配慮を両立できる最新のトレンドを体感できます。

4. 生活雑貨・インテリア・日用品
毎日の暮らしに欠かせないキッチン用品や掃除グッズ、家具、インテリア雑貨まで、ナチュラルでサステナブルなアイテムが揃います。長く使える質の良さや、環境にやさしい素材を実際に見て触れることができ、「暮らしのアップデート」のきっかけになるはずです。

このようにジャンルごとに回っていくと、自分のライフスタイルに合ったオーガニックやサステナブルの形を見つけやすくなります。気になる分野を事前にチェックしてから訪れると、会場をより効率的に楽しめます。

私が印象に残った展示と学び

今回の展示会で特に印象に残ったのは、「サスティナブルコスメアワード2024」受賞ブランドのブースでした。
オーガニックコスメというと「肌に優しい」「ナチュラル」というイメージが強いですが、実際に見て感じたのは、それだけではなく“環境への配慮”や“社会的なメッセージ性”がしっかりと込められているということです。

その中で、特に目を引いたのが ニュージーランド発のブランド「エティーク(Ethique)」 と、長年愛されている「アレッポの石鹸」 でした。

■ エティーク(Ethique)

「エティーク」は世界で初めて“プラスチックフリーの固形コスメ”を実現したブランド。
シャンプーやコンディショナーを“バー状”にしたことで、ボトルの廃棄をなくし、環境への負担を大幅に減らした革新的な取り組みで知られています。
製品はヴィーガン・クルエルティフリー(動物実験なし)であり、成分も自然由来。
使い心地も軽やかで、香りも穏やか。手に取った瞬間、「地球と自分、両方に優しい」そんな感覚を覚えました。

残念ながら日本では販売終了となってしまいましたが、エティークが残した理念は確実に日本のオーガニック市場にも影響を与えていると感じます。
“持続可能な美容”という考え方が、これからもっと広がってほしいと思いました。

■ アレッポの石鹸

そしてもうひとつ、改めて魅力を感じたのが「アレッポの石鹸」。
オリーブオイルとローレルオイルを伝統的な製法でじっくりと釜炊きし、自然乾燥させて作られる無添加の石鹸です。
合成界面活性剤や防腐剤を使用せず、肌に必要な油分を守りながら汚れをやさしく落とすことができるため、敏感肌や乾燥肌の方にも安心。
しかも固形で溶けにくく、1個で長く使えるコスパの良さにも驚きました。
こうした“伝統とサステナビリティの両立”が、長く愛され続ける理由なのだと実感しました。

今回の展示を通して、「オーガニック=体に優しい」だけではなく、
“地球全体を思いやる生き方” そのものなのだと感じました。
たとえ小さな選択でも、自分が使うものを少し変えるだけで、未来への一歩につながる――
そんなことを改めて考えさせてくれた展示会でした。

オーガニックライフスタイルについてまとめ

今回の展示会を通して感じたのは、日本ではまだオーガニックライフスタイルが十分に定着していないということでした。
「体に良さそう」「環境に優しそう」と思っても、実際に日常生活に取り入れている人はまだ多くありません。

その背景には、価格の高さや情報の少なさ、そして「オーガニック=特別な人が選ぶもの」というイメージがあるのかもしれません。
けれど、本来のオーガニックとは、誰もが無理なく、自然と共に生きるためのライフスタイルです。

たとえば、使い捨てを減らす、地元の食材を選ぶ、環境にやさしい洗剤を使う――
そんな小さな行動も、立派な“オーガニックな選択”です。

オーガニックがまだ社会全体に広がっていなくても、私たち一人ひとりができることから始めることが大切だと感じました。
体にも、地球にも、そして未来にもやさしい暮らしを、少しずつでも実践していきたいですね。

今回の展示会をきっかけに、**「完璧でなくてもいいから、できることから始めよう」**という気持ちになりました。
たとえば、使い終わった容器をリサイクルする、プラスチック包装を減らす、素材にこだわった石鹸を選ぶなど、
日々の小さな選択を大切にしていきたいと思います。

“続けられるオーガニック”を意識して、心地よく暮らすこと。
それが、私なりのサステナブルなライフスタイルの第一歩だと感じています。